日本青年会議所 環境部会

地球環境に関わるさまざまな仕事や活動をしているJCメンバー・OBが多く所属する業種別部会です。

部会概要

日本青年会議所 環境部会2021年度基本方針

 

【はじめに】
 2020年、新型コロナウイルス感染症の拡大により、昨日までの日常が失われ一変しました。不要不急を避け、人と人とが会わない、人と人とが距離をとるソーシャルディスタンスが日常となり、これまで当たり前と感じていたものを問い直す貴重な契機となりました。人々がこれまで経験したことのない社会状況の中で、行動が変容し、価値観までも変えるという社会的転換点に今、私達は立たされています。これまでの成功体験は、通用しない時代に突入しようとしています。
 「これからの日本は、経済面について、世界に対して環境分野でリードしていく必要があり、環境面について、地球温暖化に代表される異常気象現象や国内の環境リスクを克服し、我々責任世代が中心となって、より良い自然環境を後世に引き継ぐ責務がある。」これは、設立趣意書の一文です。2011年11月に環境部会が設立されてから10 年の歳月が経ちました。4名の発起人で設立した環境部会は、多くの同志に賛同を頂き、現役・シニア会員を合わせて150名を超える組織となりました。業種別部会の役割は、一言で言えば「社会の満足」とは何か、というテーマを現場に即した立場から追求することです。青年会議所運動の成果を如何に会員企業にもたらす事出来るかが業種別会議の存在意義であります。我々は、責任世代として、この素晴らしい国を次代に引き継ぐために、間違いのない方向性を示していかなくてはなりません。さらに環境部会には、より良い自然環境を後世に引き継ぐという責 務もあります。その中で本年は、会員が今まで以上に自己研鑽することを中心とし、部会として目的と目標を持った具体的な運動を展開していきたいと考えます。

【世界の動きと我々の使命】
 一昨年マドリードにて開催されたCOP25においても、結果的には、地球温暖化への対策とその損害に対する費用分担をめぐり各国の隔たりがこれまでになくさらに大きくなってしまった事は記憶に新しく、世界の動きは未だに、富裕国と新興大国、貧困国の間で、なかなか妥協点を見いだすことができず、最終合意には至っておりません。また、日本においては温暖化対策に消極的だと判断された国に贈られる化石賞を受賞するなど、化石燃料依存度はいまだ高いままの状況下から抜け出せないでいます。
 あのスウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが世界の指導者たちを厳しく批判し、「明日はないものと思って」行動した姿には、感動すら覚えました。同時に、気候変動対策に抜本的に取り組むよう、世界の指導者に呼びかけた、グレタさんの発した言葉は、本来は我々JAYCEEが行うべき行動と発言ではないかとも感じました。なぜなら、JC宣言にもあるよう、個人の自立性と社会の公共性が生き生きと協 和する確かな時代というのは、“環境”問題にも課せられたことであり、我々JAYCEEは、やはり率先して行動していかなければならないと捉えます。地球環境の破壊や海洋投棄ごみ、廃プラにおける生態系の影響、そして食料問題、エネルギー資源の枯渇など環境問題は多岐にわたり、それら全ての問題を自己の問題として捉え、SDGsへの取り組みに真摯に向き合い、SDGsへの具体的なアクションプランの必要性の啓発を行っていくことが必要不可欠です。

【倫理的SDGs社会の創造にむけて】
 2021年度、環境部会に与えられたミッションはSDGsにおける「持続可能な開発目標」を真剣に各々メンバーが設定し行動に繋げる事が肝要だと考えます。SDGsは「誰一人取り残さない」という考えのもと、現代世代の幸福追求とともに将来世代の希望の光を決して絶やすことのない持続可能な開発を目指し、17のゴールと169のターゲットを示しています。しかしながら、今流行り言葉のようにして使われているSDGsを本当に具体的なアクションに繋げて活動をしている企業・個人・JCメンバーがどのくらいいるのでしょうか。そのような中、我々が無理なく積極的にSDGsに取り組み、追究し て行く上でヒントになるのが、“エシカル消費”への取り組みだと捉えます。「エシカル」( ethical )とは、「倫理的な」という意味を持つ形容詞です。人・社会・地球環境へ配慮した「エシカル」な消費行動やライフスタイルの普及に取り組み、実践することにより誰もがサステナブルな社会づくりに貢献する仕組みが出来るという考え方です。つまり、個人の行動、地域の活性化や企業活動・雇用なども含む、人や社会・環境に配慮した消費行動を促し、倫理的な社会創りを推進すること で、ひいては国際的な地球温暖化対策としても成果を上げる仕組みとして機能する運動なのです。この環境部会からエシカルなSDGs運動によるエシカル社会の構築を推進し、JCだけではなく、行政や経済界、民間団体、教育機関などへも波及する事が出来る、横断的なSDGs運動展開を目指します。

【災害時の部会対応】
 我々、日本青年会議所環境部会の設立主意として、2011年に発災した東日本大震災時の災害廃棄物(がれきなど)の運搬処理の問題や災害連携時の地域間連携の必要性、災害時作業の共助の必要性が根源となっています。この経験を通じて、当部会においても防災対策をローカルな施設整備等だけ でなく、本年度は防災対策を広域的に捉え、環境部会ならではのスケールメリットと機動力を活かした戦略的な防災対策を追求します。例えば、防災活動の全国的な組織との連携など、多様な組織・団体が連携する防災体制を構築し、連携の仕掛けや協定化等も視野に入れていくべきだと考えます。本部会のネットワークを維持していく等の戦略的なアプローチも取り入れるべきだと考えます。

【部会内外交流と拡大運動】
 近年、社会のグローバル化により世界と関係を持ち、国際的視点で地域をけん引する人材育成が求められています。私たちは、「環境」というテーマの基に国際組織の一員として、部会の垣根や地域の垣根を越え、多くの人々との友情を育み、環境問題を世界基準にて共に未来を見据え行動していく必要があります。その為には、環境部会メンバー同士の交流はもちろん、環境部会と他部会との交流にも力を入れ、勉強会・情報交換会を積極的に開催します。また同時に、JC活動を通じて日本全国で、「環境」をテーマに同じ想いを胸に活動する同志たちがいるという事実も多くの方に知ってもらいたい。そして想いを共有する仲間を積極的に作っていくことが重要だと考えます。環境部会の運動推進力を高める為にも会員拡大は必要不可欠です。会全体で改めて拡大活動を行っていく必要があります。環境部会内外の交流と拡大運動を両輪で力強く展開します。

【新たな時代に向けて】
 2011年、笹島潤也初代部会長を始めとする志を持った4名が立ち上がり、日本青年会議所業種別部会連絡会議3 6 番目の部会としてスタートした環境部会は、創始の精神の上に幾重もの汗と想いを重ね続け、持続可能な社会へ向けて運動を展開して参りました。10年の間、多くの先輩諸兄によって築き上げてこられた本部会は本年、節目である10周年を迎えることとなりました。近 年 の この地球は世界中で行き過ぎたグローバリズムや利己主義な思想が広がり、未だに解決の糸口が見えない環境問題が多く存在します。このままでは地球規模で限界を迎える日が来るかも知れません。10年前と現在とでは社会に求められているものも変化します。設立主意を理解しつつも変化を恐れず、環境部会として未来のビジョンを打ち出すための周年式典・企画立案を行 い、 過去への「感謝」と未来への「決意」を表明する場として、関係各位・部会メンバーへ我々の想いを発信する周年式典とします。今日まで大きく環境部会を発展させて頂いた、先輩諸兄 とのコミュニケーションを大切にし、これまでの伝統を大切に、更なる未来へ向けた価値を創造していく方向性を描きます。

【結び】
 本年のスローガン、「勇往邁進~強い想いが次代を創るエシカル社会の実現~」には私たちJAYCEEは、若き企業人として、次世代に対して、より良き環境と地域社会を残していく義務と責任があり、広義に解釈するなら、地球人として、人・地域・地球環境を美しいまま未来に残すことが我々の責務である。という意気込みと勇ましい気持ちを込めています。人類を取り巻く環境が著しく変化を続けている今、持続可能な成長とは、恣意的に行われるものではなく、また、法律や社会的規範に基づくものでもなく、人類が本能的に持っている「共生」や「共存」、「シェアする心」などの、いわゆる「利他」の精神性が何よりも優先し、また尊重されるエシカル社会によって実現されると考えます本年は、その具体的な道標を環境部会メンバーと共有し、次世代に繋げようという想いです。
 青年会議所は、この地域にとってなくてはならない存在です。自らの企業を存続させるだけでも困難なこの時代に、自らが率先して、わがまちのために貢献しようとする志の高い人間が集まった組織、それが青年会議所なのです。私たちは社会変革を推し進めようとすると同時に、私たちも自らの意識改革を行っていかなければなりません。先輩方から受け継いだ誇り高き創始の精神は今でも私たちの中で生き続けています。義務感から使命感へ改めてベクトルを整え、メンバー一人ひとりが皆と語り合い、そしてよく己を分析し新しい価値観も取り入れながらこの一年の部会活動を楽しんで行いましょう。今こそ我々の力を結集し、日本のために、地域のため、企業のため、関連するあらゆる人々のため活動していきましょう。どうぞ一年間、宜しくお願い申し上げます。

日本青年会議所 環境部会 団体概要

団体名

日本青年会議所 環境部会 (にっぽんせいねんかいぎしょ かんきょうぶかい)

事務局

1)所在地   〒942-0147
            新潟県上越市頸城区西福島662-9(株式会社山仙内)
2)担当者   小嶋 宏志(上越JC)
3)電話   050-5373-1952
4)FAX    025-546-5561
5)E-MAIL  kojima080@gmail.com

2021年度役員    2021環境部会 組織図
役職氏名LOMブロック
1部会長藤井 映規上越新潟
2直前部会長高野 正人八王子東京
3顧問恩田 健次鶴岡山形
4顧問廣田 幹雄橿原奈良
5監事善宝 晋場にいがた北新潟
6監事多賀谷 兵馬福岡福岡
7監事森 弘吉富山富山
8副部会長木村 雅生東京東京
9副部会長川渕 公太高知高知
10副部会長道上 仁札幌北海道
11副部会長渡邉 雅夫佐賀佐賀
12運営専務小池 貴宏上越新潟
132月事業担当常任委員永井 慎太郎むさし府中東京
14常任委員名取 哲男諏訪圏長野
15常任委員乙幡 この実あきる野東京
16常任委員岡本 光平南国高知
17常任委員田井祐如高知高知
18常任委員和喰一泰高知高知
19常任委員時田 真一函館北海道
20常任委員山本 康二苫小牧北海道
21常任委員江崎正徳佐賀佐賀
22常任委員小栁 敬寛佐賀佐賀
23事務局長小嶋 宏志上越新潟
24副事務局長藤﨑 貴介八女福岡
25財政局長杉田 誠上越新潟
26歴代会長 (第 1 代)笹島 潤也東京東京
27歴代会長 (第 2 代)紺野 琢生東村山東京
28歴代会長 (第 3 代)藤井 浩幸上越新潟
29歴代会長 (第 4 代)齋藤 孝志仙台宮城
30歴代会長 (第 6 代)三峰 誠植水口滋賀

 

設立趣意書・会則

【日本青年会議所 業種別部会とは】

青年会議所(JC) メンバーおよびOBにより構成される、業種別の交流会で、全国のメンバー、OBとの交流・Jayceeの友情を基盤とした活動で、よりビジネスにもつながる意見交換・情報交換を行っています。詳しくは業種別会議ホームページをご覧ください。